李娜 1時間2分で格下寄せ付けず「ここに戻れてうれしい」 

[ 2012年1月18日 12:13 ]

全豪オープン女子シングルス2回戦、3回戦進出を決め、観客の声援に応える第5シードの李娜

 貫禄を示す快勝だった。昨年、全仏オープンを制し、アジア選手として初の四大大会のシングルス覇者となった李娜は、格下のロゴウスカを1時間2分で退けた。2010年に4強、昨年も準優勝と相性のいい全豪のセンターコートで「多くのファンが中国や世界中から来てくれた。ここに戻れてうれしい」と大歓声に応えた。

 堅実なテニスは健在だった。ダブルフォールトなしで成功率78%のファーストサーブで主導権を握り、安定感のあるストロークで揺さぶった。

 昨年の全仏オープン優勝後は「生活が変わった」と本人も驚くほど注目された。だが、その後の成績は振るわず、シーズンオフには毎日5、6時間の猛練習を積んできた。李娜は「シーズン後半に多くのことを学んだ。いまは何をすべきか分かっている」と充実感をにじませた。(共同)

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