田中3きょうだいの弟・佑典 今春コナミに入社!

[ 2012年1月18日 06:00 ]

今春、コナミに入社することがわかった体操の田中佑典

 昨年の体操世界選手権男子団体総合銀メダルメンバー・田中佑典(ゆうすけ、22)が順大卒業後の今春、コナミに入社することが17日、分かった。近日中に発表される。兄・和仁(26=徳洲会)、姉・理恵(24=日体大大学院)の田中3きょうだいでのロンドン五輪代表を実現するため、最高の環境で腕を磨く。

 コナミには世界選手権で史上初の個人総合3連覇を達成した内村航平(23)に加え、山室、沖口、小林と昨年の同選手権代表が4人所属。全日本選手権団体総合でも3連覇している国内最強チームだ。関係者は「内村と一緒に練習できるのが決め手になった」と説明。世界選手権では6だった代表枠だが、ロンドン五輪は5。既に内村は五輪代表に決定しており、選考会の全日本選手権(4月7、8日)、NHK杯(5月4、5日、ともに国立代々木競技場)で残り4枠を争う。

 最強王者と練習することで得られる有形無形の財産を生かして、ロンドン切符を手に入れる。

 ◆田中 佑典(たなか・ゆうすけ)1989年(平元)11月29日、和歌山県出身の22歳。7歳で体操を始め、和歌山北高2年時の07年コトブス国際の鉄棒で2位に入り、08年に順大に進学。昨年の世界選手権では兄・和仁、姉・理恵とともに代表入りし、団体総合で銀メダルを獲得した。1メートル66、58キロ。

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2012年1月18日のニュース