元関脇玉乃島が引退「お客さんの前で取れる相撲じゃない」

[ 2011年11月21日 12:43 ]

引退を決意した玉乃島

 大相撲の東十両12枚目の玉乃島(34)=本名岡部新、福島県出身、片男波部屋=が21日、日本相撲協会に引退届を提出し、理事会で年寄「西岩」襲名が承認された。今後は片男波部屋で後進の指導に当たる。

 玉乃島は九州場所8日目の20日、幕下の明月院に押し出されて初日から8連敗を喫し、4場所連続で負け越し。取組後には「お客さんの前で取れる相撲じゃない感じはある」と話していた。

 玉乃島は東洋大から1998年春場所に幕下付け出しで初土俵。左四つを得意として2000年九州場所で新入幕を果たし、04年初場所に新関脇となった。幕内在位56場所で敢闘賞5回、技能賞1回を獲得した。

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2011年11月21日のニュース