藍＆美香　ともに１５位…最終日の巻き返しに期待

ＵＳＬＰＧＡツアー　タイトルホルダーズ第３日

（11月19日 米フロリダ州オーランド　グランドサイプレスＧＣ＝６５１８ヤード、パー７２）
　１６位から出た宮里藍（２６＝サントリー）は２バーディー、３ボギーの７３とスコアを伸ばせず、通算２オーバーで１５位と順位を１つ上げただけにとどまった。宮里美香（２２＝ＮＴＴぷらら）は３バーディー、３ボギーの７２で回り、通算２オーバーの１５位。サンドラ・ガル（２６＝ドイツ）ら２人が通算７アンダーで首位に並んでいる。

　≪藍、パットで苦戦≫宮里はグリーン上で苦しんだ。６番で５０センチ、７番では１メートルを決められず連続ボギー。直後の８番でバーディーを奪ったものの、１８番でも２メートルのパーパットを外してしまった。「パットが入らず中盤はストレスのたまるラウンドだった」と浮かない表情。今季最後のラウンドへ向け「課題とか次の目標は決まっているけれど、その前にあすどうやってコースを攻略するか」と目の前のホールに集中する。

　≪美香、ショット好調≫宮里美は好調なショットを武器に２１位から順位を上げた。「自分でもしびれた」と自画自賛したのは４番パー３。もう少しでホールインワンというショットで１０センチにつけ楽々とバーディーを奪った。後半は２メートル前後のパットが決まらずアンダーパーをマークすることはできなかったが、ショットは安定している。「最後なんで楽しく終わりたい」と最終日同組の宮里とともに上位を目指す。