人知れず涙流した古閑「土俵にも立てないのはプロじゃない」

[ 2011年11月21日 07:39 ]

古閑美保は最終18番をパーでホールアウトし涙ぐむ

女子ゴルフツアー大王製紙エリエール・レディース最終日

(11月20日 香川・エリエールGC=6419ヤード、パー72)
 古閑美保(29=京セラミタ)が、涙で11年の現役生活の幕を閉じた。優勝なら最終戦の出場権を得られたが、3バーディー、1ボギーの70と大きく伸ばせず、通算5アンダーの11位で万感のラストラウンドを終えた。
【最終R成績】

 「プロゴルファーの仕事は試合に出ること」と師匠の清元登子プロから言われ続けた。

 プロ入り当時の01年、練習をさぼり大目玉を食らうと、そこからゴルフに身を入れるようになった。昨年、手首を痛めて欠場を余儀なくされた時は人知れず涙を流した。

 「会場にも行けない、土俵にも立てないのはプロじゃない。悲しくて泣いた」。今も手首痛で練習は満足にはできず、もう満足なショットは打てない。

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2011年11月21日のニュース