新理事候補に尾車、楯山親方 鳴戸親方急死で方針転換

[ 2011年11月16日 06:00 ]

 二所ノ関一門が、来年1月の初場所後に行われる相撲協会の役員改選で、新理事候補として尾車親方(元大関・琴風)と片男波部屋の先代師匠である、楯山親方(元関脇・玉ノ富士)を擁立する方針であることが15日、分かった。

 16日に福岡市内で開かれる一門会で正式に承認される見込み。関係者によると、二所ノ関一門からは当初、尾車親方と鳴戸親方(元横綱・隆の里)が立候補する方向だったが、鳴戸親方が7日に急死したため、代わりに楯山親方を推す声が高まっていた。

 同一門からは現在、相撲協会理事長の放駒親方(元大関・魁傑)と二所ノ関親方(元関脇・金剛)の2人が理事を務めているが、ともに次の任期中に65歳の定年を迎えるために立候補はできない。

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2011年11月16日のニュース