美香は連日の69と健闘!藍の予選通過難しく

[ 2011年7月30日 01:08 ]

第2ラウンド、1番で第2打を直接入れてイーグルを奪い、ボールを手に笑顔を見せる宮里美香

 女子ゴルフの全英リコー女子オープンは29日、英スコットランドのカーヌスティ・リンクス(6490ヤード、パー72)で第2ラウンドを行い、7位から出た宮里美香は1番(パー4)で第2打を直接入れるイーグルを奪うなど、2日連続の69と健闘し、通算6アンダー、138で終えた。

 初日7位の上田桃子は71にまとめ、通算4アンダーで終えた。茂木宏美と佐伯三貴は2日連続72で通算イーブンパー。71の宮里藍と74の不動裕理は通算3オーバーで、65位タイまでによる決勝ラウンドへの進出が難しくなった。横峯さくらは70の通算7オーバーで予選落ちが濃厚。

 競技を終了した選手では朴仁妃(韓国)が64をマークして通算10アンダーでトップに立った。メジャー通算5勝の33歳、朴セリ(韓国)も64で8アンダー。世界ランキング1位で2連覇を狙うヤニ・ツェン(台湾)が66で7アンダーとした。

 ▼宮里美香の話 (1番のイーグルはピンが)全然見えなくて、入っているとは思わなかった。最初のイーグルがすごく効いた。3バーディーも大きい。でも後半のパー5でバーディーを取れなかったことには悔いが残る。

 ▼宮里藍の話 最後はもったいなかったが、全体的にはいいゴルフができた。(パー5の)14、17番でバーディーを取れなかったのが痛かった。自分の状態は良かったが、それがスコアにつながらないのがゴルフの難しさ。私の日ではなかった。

 ▼横峯さくらの話 ティーショットが安定していたのでアンダーパーで回れた。初日の出遅れが痛かった。メジャーではやはりティーショットが大事。あと2日プレーしたかった。

 ▼茂木宏美の話 山あり谷ありで耐えるゴルフができた。途中は良い流れで(スコアを)伸ばせたが、最後はミスが出てしまって残念。

 ▼佐伯三貴の話 ショットが全然良くなかった。原因は分からない。18番はティーショットが左のOBくいに当たって戻ってきてセーフでラッキーだった。

 ▼上田桃子の話 ずるずるとスコアを落としそうだったが、よく耐えた。13番からアグレッシブに攻めようと気持ちを切り替えたのが良かった。

 ▼不動裕理の話 ミスばかり。悪いショットでもないのにティーショットはバンカーに入り、パットも入らず…。収穫はない。メジャーは毎回最後と思って出ているが、これが最後かもしれない。

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2011年7月30日のニュース