藍、ショット修正も後半崩れ3オーバー終戦

[ 2011年7月30日 06:00 ]

8番、バーディーパットを決めてギャラリーの歓声に応える宮里藍

全英リコー女子オープン第2日

(7月29日 英国カーヌスティ・ゴルフリンクス=6490ヤード、パー72)
 宮里藍は予選通過ラインを意識しながらのスタートとなった。3番パー4で最初のバーディーを奪うと、6番パー5、8番パー3でも立て続けにバーディーを奪って小さくガッツポーズ。前半のうちに3つスコアを戻して一気に予選通過ラインに近づいた。

 初日のラウンド後は雨の中、巻き返しを期して「力が入りすぎてタイミングが合わずに右に出た」というショットの修正に取り組んだ。コーチの父・優氏(65)は「トップの時にグリップに力が入って(シャフトが飛球線方向より左を向く)レイドオフの状態になっていた。練習ではゆっくり上げて力が抜けてよくなっていた」とまさかの出遅れとなった娘の背中を押した。

 その成果が表れたように見えたが、前半の勢いが続かずに後半は11、12番で連続ボギー。終盤もチャンスをつくれず、18番パー4も2打目をバンカーに入れて悔しいボギーフィニッシュとなった。

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2011年7月30日のニュース