国士舘 金鷲旗高校柔道2連覇

[ 2011年7月24日 17:50 ]

 柔道の金鷲旗高校大会最終日は24日、福岡市のマリンメッセ福岡で行われ、5年連続で同じ顔合わせとなった男子決勝は国士舘(東京)が東海大相模(神奈川)を下し、2年連続7度目の優勝を果たした。

 国士舘は準決勝で大成(愛知)に勝利。決勝では次峰の五十嵐が2人に内股で一本勝ちするなど活躍し、1人残しで勝った。

 5月に左膝の前十字靱帯断裂の重傷を負った国士舘の五十嵐が決勝で2人に一本勝ちし、2連覇に貢献した。昨年のユース五輪の100キロ級金メダリストは「焦りもあったけど周りに(気持ちを)抑えてもらった。気持ち良かった」と声を弾ませた。
 二つの一本勝ちは小学生の頃から得意としていた内股で決めた。けがをしたことで足の入れ方を工夫したという。

 副将の小川も約1カ月前に右膝内側側副靱帯を痛めていた。厳しいチーム事情の中での優勝に岩淵監督は「(中止となった春の全国高校選手権と合わせて)今日のは2冠分」とたたえた。

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2011年7月24日のニュース