美香は波に乗れず…９アンダー、８位で最終日へ

ＵＳＬＰＧＡツアーエビアン・マスターズ第３日

（7月23日 フランス・エビアン、エビアン・マスターズＧＣ＝６３４５ヤード、パー７２）
　宮里美香はノーボギーだった２日目とは打って変わって出入りの激しい１日となった。

　昨年優勝争いを演じた大会で、４打差の１２位から臨んだ決勝ラウンド。２、３番の連続バーディーでトップに肉薄するも５番パー４でダブルボギーを叩いて後退。ひるむことなく直後の６番から３連続バーディーで盛り返すが、後半に入るとバーディー、ボギーが交互に出て波に乗れなかった。それでも、最後は連続バーディーで締めて望みはつないだ。「どたばたのゴルフになったけど、よく耐えた。最終ラウンドもバーディー合戦になると思うので勢いよくいきたい」と悲願の米ツアー初優勝を見据えた。