競泳４００メートルリレー　男女で五輪出場枠獲得

男子４００メートルリレー予選でロンドン五輪出場枠を獲得し、喜ぶ（左から）藤井、奥村、日原とアンカーの松田

　水泳の世界選手権は２４日、上海で行われ、競泳の４００メートルリレー予選で日本は女子が７位、男子が１０位となり、ともにロンドン五輪出場枠を獲得した。

　決勝進出は逃したが、男子４００メートルリレーで日本は最低目標だった五輪切符を手に入れた。

　第１泳者の藤井は高速水着が禁止された昨年以降の１００メートル自由形では自己最速という４８秒８８をマーク。１００メートルバタフライで上位を狙う２６歳は「好調を維持しているので」と充実した表情を浮かべた。

　アンカーの松田は自由形の短距離種目は専門外だが、実績を買われて抜てきされた。「日本のスプリンターの五輪への夢をつなごうと思った。いい泳ぎができた」と喜んだ。