琴奨菊 2度目の殊勲賞 敢闘賞豊真将 技能賞なし

[ 2011年7月24日 15:20 ]

大相撲名古屋場所千秋楽 愛知県体育館

(7月24日)
 大相撲名古屋場所の三賞受賞力士が千秋楽の24日に決まり、大関昇進を逃したが、11日目に全勝の横綱白鵬に土をつけた関脇琴奨菊が2度目の殊勲賞を受賞した。

 敢闘賞は東前頭9枚目で大勝ちし、積極的な取り口が光った豊真将が5度目の受賞。13日目に琴奨菊を破ったベテランの若の里は候補に挙がったが、見送られた。

 技能賞は昨年夏場所以来の該当者なし。小兵の磋牙司が推薦されたが、落選した。

 ◆殊勲賞 
 琴奨菊(ことしょうぎく=本名菊次一弘)東関脇、福岡県柳川市出身、佐渡ケ嶽部屋。高知・明徳義塾高から02年初場所初土俵。05年初場所新入幕。07年春場所新関脇。殊勲賞2回、技能賞3回。得意は左四つ、寄り。180センチ、175キロ。27歳。
 ◆敢闘賞
 豊真将(ほうましょう=本名山本洋介)東前頭9枚目、山口県下関市出身、錣山部屋。埼玉栄高から進んだ日大を中退し、04年春場所初土俵。06年夏場所新入幕。敢闘賞5回、技能賞2回。得意は押し、右四つ、寄り。187センチ、145キロ。30歳。

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