佐藤 パットの感覚戻った!個人&団体2冠に前進

[ 2011年7月24日 06:00 ]

<関東高校ゴルフ選手権男子決勝大会初日>6アンダー、1位で初日を終えた水城・佐藤大平は笑顔でガッツポーズ

スポニチ主催平成23年度関東高等学校ゴルフ選手権男子・第45回個人、第30回団体の部第1日

(7月23日 栃木県大田原市・那須野ケ原カントリークラブ=6681ヤード、パー71)
 個人は佐藤大平(茨城・水城3年)が6バーディー、1ボギーの5アンダー66と好スタートを切り、石毛巧(埼玉・埼玉栄2年)に2打差をつけ首位に立った。団体も水城が首位。最終日は個人、団体とも18ホールで争われ、個人はシードを除く39位、団体は8校が全国大会(8月2日開幕、三重・白山ヴィレッジGC)へ進出する。

 首位の佐藤は1番から3連続バーディーと好発進。467ヤードの13番パー4ではもう少しでイーグルというスーパーショットも見せ「特にショットがよかったわけではありませんが、チャンスにきちんと決められた」と笑顔を見せた。昨秋の関東大会で優勝。今年はJGA(日本ゴルフ協会)ナショナルチームにも選ばれた。昨年から悩んでいたパットの感覚を取り戻したこともあり「個人も団体も勝ちたいし、自分のゴルフをすれば勝てる」と自信をのぞかせた。

 ≪伊藤誠道5打差8位に「満足していない」≫中学2年の時に日本アマで準優勝し「スーパー中学生」と呼ばれた伊藤誠道(東京・杉並学院1年)にとって初の関東大会。前半からスコアが伸びず71。5打差の8位に「パターが肝心なところで入らない」と不満そう。石川遼の母校に進んだ今年は関東アマ2位、日本アマベスト8の実績を残しているが、最終日に競り負ける試合が目立ち「ビッグスコアが出ないし、満足していない」という。それだけに「どんな大会でも勝って自信を付けたい」と高校生初Vを狙う。

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