「力が入った」白鵬 気合の奉納土俵入り

[ 2011年7月2日 15:33 ]

熱田神宮で奉納土俵入りを行う横綱白鵬。太刀持ちは旭天鵬

 大相撲の横綱白鵬が2日、名古屋場所(7月10日初日・愛知県体育館)を前に、名古屋市熱田区の熱田神宮で恒例の奉納土俵入りを行った。

 八百長問題の影響で6カ月ぶりの通常開催となる本場所を控え「久しぶりの本場所ですから、土俵入りも力が入った気がする」と感想を述べた。土俵入りの前には日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)、大関魁皇らとともに参拝した。

 厳しい暑さの中、境内には公式発表で約4千人が集まった。白鵬が不知火型の土俵入りを披露すると、観衆から「よいしょー」と声が掛かった。史上初の8連覇を狙う横綱は「暑さに負けずに熱い声援をくれたので、稽古により一層励んで初日に臨んでいきたい」と気持ちを新たにしていた。

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2011年7月2日のニュース