吉田メイジ ワセダに負けじと菅平に前線基地!

[ 2011年7月2日 06:00 ]

 明大がラグビー合宿のメッカである長野県上田市の菅平にグラウンドを建設することが1日、分かった。

 菅平高原観光協会などによると、現在閉鎖されている文部科学省菅平高原体育研究所を明大が昨年暮れに買収。9万6642平方メートルの敷地には1万1550平方メートルのグラウンドのほか本館、宿泊棟、体育館を完備。明大は来年中にも大学施設としての改修を終え、ラグビー部の使用を最優先に考えているという。

 ラグビー部の吉田義人監督ら首脳陣も8月に現場を下見する予定で、ラグビー部関係者は「大きな食堂やウエートルームができれば便利になりますね」と期待。これまで菅平の夏合宿は宿泊先からグラウンドまでバスで移動していたが、今後は移動時間も大幅に削減できそうだ。ライバルの早大は菅平に大学施設があり、ラグビー部も夏合宿で使用している。早大に負けじとハード面が整備されたことで、96年度を最後に遠ざかっている大学選手権優勝につなげられるかどうか。

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2011年7月2日のニュース