エース内村温存 日本男子、僅差で団体総合3連覇

[ 2011年7月2日 16:22 ]

男子団体で優勝した内村航平(左端)ら日本チーム

 体操のジャパン・カップ第1日は2日、東京体育館で団体総合を行い、8カ国・地域が参加した男子はエース内村航平(コナミ)を擁する日本が268・150点をマークし、2位の米国に0・900点の僅差で3連覇を果たした。5カ国出場の女子で日本は初代表の飯塚友海(朝日生命)ら新戦力が活躍し、優勝した中国に3・250点差の2位に入った。

 世界王者の内村は温存策により出場は3種目にとどまったが、いずれも高得点。ミス続出で苦しんだ日本で存在感を示した。3位は英国、北京五輪覇者で世界選手権4連覇中の中国は若手中心で臨んで4位だった。

 今大会は10月に同じ会場で開催される世界選手権の前哨戦。3日は個人総合を行う。

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