クビトバが初優勝!シャラポワ7年ぶりVならず

[ 2011年7月2日 23:46 ]

女子シングルスで初優勝を飾ったペトラ・クビトバ

 テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権第12日は2日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、女子シングルス決勝で第8シードのペトラ・クビトバ(チェコ)が2004年大会覇者で第5シードのマリア・シャラポワ(ロシア)を6―3、6―4で破り、初優勝を果たした。優勝賞金は110万ポンド(約1億4300万円)。

 21歳のクビトバはチェコ勢では1998年のヤナ・ノボトナ以来のウィンブルドンと四大大会制覇。24歳のシャラポワは08年全豪オープン以来の四大大会優勝を逃した。

 クビトバは第1セットの第6ゲームを破って主導権をつかみ、要所でフォアの強打を決めた。シャラポワは第2セットに入ってもサービスゲームでリズムがつかめず、ミスを連発した。

 ▼ペトラ・クビトバの話 まだ信じられない。今までで一番いい試合だった。ノボトナやナブラチロワといった先輩たちからのアドバイスを生かし、その人たちの前で優勝できたのがうれしい。

 ▼マリア・シャラポワの話 テニスで勝者は1人だけなので、戦い抜いた優勝者におめでとうと言いたい。準優勝にも満足している。次は優勝のトロフィーを手にしたい。(共同)

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