26歳杉本 初の日本一で世界選手権へ

[ 2011年4月17日 18:24 ]

 体重無差別で争う柔道の全日本女子選手権は17日、横浜文化体育館で8月の世界選手権パリ大会78キロ超級代表の最終選考会を兼ねて行い、昨年の世界選手権で同級と無差別級を制した26歳の杉本美香(コマツ)が決勝で昨年3位の28歳、萩原久美子(兵庫県警)に横四方固めで一本勝ちし、初優勝した。

 杉本は5試合中4試合で一本勝ち。引退した塚田真希が昨年まで9連覇しており、久しぶりの新女王誕生となった。3位は山部佳苗(山梨学院大)と立山真衣(フォーリーフジャパン)。

 全日本柔道連盟は78キロ超級の代表2人に、杉本と世界ランキング1位の田知本愛(綜合警備保障)を選んだ。田知本は初戦の2回戦で世界選手権78キロ級代表の緒方亜香里(筑波大)に敗れたが、国際大会の実績を評価された。

続きを表示

2011年4月17日のニュース