元千代白鵬、断髪式「もう協会の人間じゃないので…」

[ 2011年4月17日 06:00 ]

元千代白鵬の柿内大樹氏はサッパリした頭で都内ホテルを後にする

 大相撲の八百長問題で、関与を認めて引退した元幕内・千代白鵬の柿内大樹氏(27)の断髪式が16日、東京都内のホテルで行われた。

 報道陣には非公開だったが、所属していた九重部屋の関係者、親族、後援会関係者ら200人以上が出席した。一連の八百長問題では25人が処分を受けたが、断髪式を行ったのは初めてと見られる。

 出席者によると、式の冒頭で柿内氏が目を潤ませながら「いろいろご迷惑をお掛けしてすいませんでした」とあいさつ。師匠の九重親方(元横綱・千代の富士)が止めばさみを入れる際には、2人とも涙を流していたという。

 整髪を終えてスーツ姿で登場した柿内氏は表情は和やかだったが「もう協会の人間じゃないので…」と話しただけで、ホテル関係者にガードされながら足早に会場を後にした。

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2011年4月17日のニュース