逆転V逃した…遼くんそれでも充実感「3位はいいスタート」

[ 2011年4月17日 17:35 ]

最終日、18番でチップインバーディーを決め両手を挙げる通算5アンダーで3位の石川遼

東建ホームメイト・カップ最終日

(4月17日 三重・東建多度カントリークラブ名古屋=7081ヤード、パー71)
 石川遼は4バーディー、5ボギーとスコアを落とし、通算5アンダーで3位。国内ツアー最年少の19歳での10勝到達が持ち越しとなり「全てはティーショットがぶれたこと。タイミングが合わなかった。悔しい」とうつむいた。

 疲労からショットに安定感を欠き、2番から3ホール連続のボギーで、2、4番では第1打を池ポチャ。それでも最終18番(パー4)では1打目をバンカーに入れたが、グリーン脇からピンまで20ヤードの第3打をサンドウエッジでカップに沈めてバーディーで締めた。大歓声を浴び、跳びはねて何度も派手にガッツポーズをつくり「思った所に思った球を打てた。練習の成果を出せた」と胸を張った。

 1ラウンド4つ以上を掲げた目標バーディー数は4日間とも達成。厳しい条件の中で「しっかり結果を出せたのは大きな収穫。気持ちと裏腹に開幕3位はいいスタート」と充実感を漂わせた。

続きを表示

2011年4月17日のニュース