「胸を借りるつもりで」高山 元賞金王2人に競り勝った

[ 2011年4月17日 17:42 ]

最終日、通算8アンダーで優勝した高山忠洋
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東建ホームメイト・カップ最終日

(4月17日 三重・東建多度カントリークラブ名古屋=7081ヤード、パー71)
 ツアー4勝のうち、3勝が1戦目。片山、石川遼に競り勝って開幕戦を制した高山忠は「開幕男が帰ってきました」とおどけて、喜びを表現した。

 「片山さんと石川君の胸を借りるつもりでぶつかっていったら、いい一日になった」と振り返るように、元賞金王2人と最終組でラウンド。緊迫した18ホールだった。前半を折り返すと「3人とも口数が減り、雰囲気が重くなった」と高山忠。アプローチを寄せきれなかった12番(パー5)では、片山と石川遼が難なくバーディーを奪い「さすが賞金王。隙を見せると付け込んでくる」と気合を入れ直して逃げ切った。

 「片山さんたちに勝てたことを自信に、毎週優勝争いができるようになりたい。目標は自己最高の賞金ランク(8位)を更新すること」と2戦目以降を見据えた。

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