野球賭博関与で解雇…元琴光喜、相撲協会訴えた

[ 2011年4月17日 06:00 ]

 野球賭博に関与したとして昨年7月に日本相撲協会を解雇された元大関・琴光喜の田宮啓司氏(35)が16日、処分を不服として東京地裁に相撲協会を提訴したことを明らかにした。 大関としての地位確認を求めているとみられ、田宮氏は「(訴えたのは)ごく最近の話だ。詳しいことは弁護士に任せている」と話した。

 田宮氏は昨年6月、野球賭博関与の上申書を提出すれば厳重注意にとどめるという相撲協会の指示に従ったが、それ以前の理事会の場で関与を否定したことを重く見られ、解雇された。他の関与力士は昨年の名古屋場所を謹慎休場した後、けん責処分にとどまっている。相撲協会広報部はこの日、「まだ訴状が来ていないので、何とも言えない」と話した。

続きを表示

2011年4月17日のニュース