十両・城ノ龍ら9人書類送検…現役力士初の立件

[ 2011年2月16日 06:00 ]

 野球賭博事件で、警視庁組織犯罪対策3課は15日、野球賭博に客として参加したとして、十両の、城ノ龍(27)=モンゴル出身=と大道(28)=東京都出身=ら現役力士4人と元幕下1人を含む9人を書類送検した。

 警視庁によると、一連の野球賭博事件で現役力士の立件は初。9人の書類送検容疑は09年4月以降、賭博開帳図利容疑で逮捕された阿武松部屋の元十両古市貞秀容疑者(34)らに賭け金を渡し、プロ野球の公式戦の結果を予想する賭博に客として参加するなどした疑い。城ノ龍は幕下だった昨年7月の名古屋場所は関与の度合いが軽微として出場したが、放駒理事長は「協会としては処分を済ませている。新たな事実が判明しない限り(追加で)処分しない」と説明した。

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2011年2月16日のニュース