中国に年齢詐称疑惑…トリノ五輪の銀ペアも!?

[ 2011年2月16日 06:00 ]

 フィギュアスケートの中国選手に年齢詐称疑惑が持ち上がった。中国スケート連盟が公式サイトで公表したリストをAP通信が分析して報じたもので、この中には06年トリノ五輪のペアで銀メダルを獲得した張丹、張昊組が含まれている。

 国際スケート連盟(ISU)は五輪、世界選手権への出場資格を当該シーズン前の7月に15歳以上(その他のシニア大会は14歳以上)に設定。しかし張丹は02年ソルトレークシティー五輪に14歳で出場し、張昊は03年ジュニア世界選手権に規定上限より1歳多い21歳で出場したことになる。さらに昨年末のGPファイナル(北京)のペアで3位に入った隋文静は昨年7月の段階では13歳。指摘を受けたISUは中国側に調査を指示するとしている。

 ▼国際オリンピック委員会(IOC)ロゲ会長 中国には体操でも同じ問題があり制裁を科した。絶対に解決しなければいけないので当事者に調査を促すし、IOCとしてもチェックしていく。

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2011年2月16日のニュース