不祥事に揺れる中…第2新弟子検査8人が通過

[ 2011年2月16日 06:00 ]

 八百長問題で中止となった春場所での初土俵を目指していた9人の入門者が15日、東京・両国国技館で、体格の小さい力士を対象にした第2新弟子検査を受検し、8人が通過した。

 前代未聞の不祥事に揺れる中、受検者は昨年の8人を1人上回った。子供の頃、いじめを受けながら、自分を変えるために相撲を始めた瀬戸将士(15=追手風部屋)は「(八百長問題は)全然気にしていない。お金を払って勝つより、頑張って勝つ方がいい」ときっぱり。貴乃花審判部長(元横綱、スポニチ本紙評論家)も「こういう中で親御さんを含めよく決断してくれたと思う。ありがたいし、感謝の気持ちが強い」と話した。

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2011年2月16日のニュース