新リーグ計画 参加は36チームで年68試合

[ 2011年2月16日 22:42 ]

 バスケットボール男子の国内リーグが日本リーグとbjリーグに分裂している状態を解消するため、日本協会が2013年の設立を目標に掲げる新リーグの計画の概要が16日、複数の関係者の話で分かった。参加チームは36チームを想定。東西に分かれて争うカンファレンス制を採用し、現行の両リーグよりも多いシーズン68試合を実施するとしている。

 計画では新リーグの参加要件として「バスケットボール興行を責任を持って行える法人」で、チーム名に必ず地域名を入れることや財政的基盤の裏付けがあることなどを挙げている。現行の日本リーグやbjリーグ以外のチームにも門戸は開かれる。数シーズン経過後に、全チームに独立運営法人によるプロ化を義務付けるという。

 この日、非公開の日本協会理事会の冒頭で計画が報告されたが、出席者によれば「36チームでは淘汰されるチームも出てくる」などの指摘があった。両リーグのチームからも十分な理解は得られておらず、修正される可能性がある。日本協会は当初、3月の評議員会で新リーグ案承認を目指していたが、厳しい情勢となった。

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2011年2月16日のニュース