小技にも影響 遼くん「そのために毎日走り込んでいる」

[ 2011年2月16日 17:05 ]

ノーザントラスト・オープンに向け、練習ラウンドする石川遼

 17日に開幕する米男子ゴルフのノーザントラスト・オープンで今季個人戦初戦を迎える石川遼が15日、会場の米カリフォルニア州パシフィックパリセーズのリビエラCCで調整した。小技の強化をテーマに挙げながら「ことしこそ最終日に良い位置でプレーしたい」と優勝争いを目標に掲げた。

 9ホールだけプレーした後、小雨の降る中、練習場でショットを確認した。コースではグリーン上やグリーン周りを重点的に練習し「ボールの跳ね方、転がり方をしっかりと確認した。きのうよりも感じが良くなった」と手応え十分。予選ラウンドは日本の3選手で回ることも決まり「普段通りプレーできると思う」とコメントした。

 豪快なスイングが魅力だが、今季は飛距離よりも「アプローチが一番のテーマ」という。下半身の強化は飛距離だけでなく、小技にも影響を与えると分かり「そのために毎日走り込んでいる」と話す。

 米ツアー参戦も3シーズン目を迎えた19歳。「憧れの舞台なので毎年緊張します」と言いながら、振る舞いに落ち着きが出てきた。「日本を代表しているつもりでプレーする。日本人もいいプレーができるんだと証明したい」と気合を入れた。(共同)

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2011年2月16日のニュース