準決勝で左足負傷も…秋本、精神力でV

[ 2010年11月16日 06:00 ]

 【広州アジア大会】柔道男子73キロ級で今年の世界選手権金メダリスト・秋本は、準決勝で左足を負傷。王己春との決勝の前に麻酔注射を打つほどの状態だったが、延長の激戦を制した。

 「挑戦者の気持ちでやろうと思っていた」と汗をぬぐう24歳を、男子日本代表の篠原監督は「ケガをしたのに精神力の強さを見せた」と評価。4年前は66キロ級で銅メダルに終わっただけに、秋本は「アジア大会は苦い思い出しかないので勝ててうれしい」と笑った。

続きを表示

2010年11月16日のニュース