3連覇どころか…北島メダル逃す、立石V

[ 2010年11月16日 06:00 ]

4位に沈んだ北島(左)と優勝した立石(右)

 【広州アジア大会】競泳の男子100メートル平泳ぎで、今大会不調の北島は1分1秒85の4位に終わり、3連覇はならなかった。前日の50メートルに続いてメダルを逃し「ダメだね。予選(1分2秒35)よりは上がったけど、ムリヤリ感がある」と首をひねった。

 それでも「自分が足を引っ張っているけど、(立石)諒が勝ってくれたことは大きいよ」と後輩の活躍を素直に喜び「うまく体調を整えて、できる限りのことをしたい」と18日の200メートルへ気持ちを切り替えた。

 ≪初の金に立石「うれしい」≫1分0秒38で初の金メダルを獲得した立石は「スタートがうまくはまってくれた。久々に自分の泳ぎができたので、素直にうれしい」と笑顔を見せた。4月の日本選手権で平泳ぎ3冠するなど実力がありながら、前日の50メートルで2位で金メダルを逃すなど国際大会では勝負弱さがあったが、ようやく殻を破った。

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2010年11月16日のニュース