福見、金奪われた?地元びいき、審判も能力低く…

[ 2010年11月16日 21:39 ]

女子48キロ級決勝 中国の呉樹根(右)に判定で敗れた福見友子

 【広州アジア大会柔道】女子48キロ級の福見が微妙な旗判定で敗れた。全日本柔道連盟の上村春樹会長は「地元びいきを差し引いても、福見は勝っていた」という見解を示した。

 国際柔道連盟(IJF)の川口孝夫審判委員は「今大会は能力の低い審判員が多かったのは事実。雰囲気にのまれた可能性もある」と指摘した。
 主要国際大会はIJFがランキングに基づいて審判員を選出するが、今大会はアジア連盟が独自に選んだ。日本の岡田弘隆審判員は「試合中に確認に来るなど、ルールを完全に理解していない人もいた」と内情を明かした。
 ▼福見友子の話 結果は結果なので、(敗因を)これからじっくり考えたい。初戦から(最後まで)投げることができず、悔しかった。谷さんの引退にかかわらず、昔から注目されている階級だけど、自分のことだけを考えて頑張る。(共同)

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2010年11月16日のニュース