「相撲一家」の長兄で若貴兄弟らと同期

[ 2010年6月25日 06:00 ]

 【大相撲野球賭博問題】

 ◆古市という男 古市容疑者は大阪府交野市出身。野球賭博に関与していた阿武松部屋の現役力士の兄。小学1年で相撲を始め、父親が開く相撲道場で稽古を積んだ。「相撲一家」の長兄として知られ、小学6年の時に「わんぱく相撲大阪場所」で優勝。将来を嘱望され、中学卒業後に押尾川部屋に入門。88年春場所で初土俵を踏んだ。同期には若貴兄弟、曙、魁皇らがいる。「若隆盛」のしこ名で幕下30枚目まで昇進したが、ひざのケガなどもあって97年夏場所を最後に引退した。その後、大阪府枚方市でちゃんこ店を始めたが長続きせず。地元を離れ福岡市で風俗店の実質的な経営者をしていた04年に、トラブルになったアルバイトの男に刺され、ケガをする事件に巻き込まれたこともある。

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2010年6月25日のニュース