宮里美香が1打差4位発進 藍は出遅れ97位

[ 2010年6月25日 09:28 ]

第1ラウンド、4バーディー、1ボギーの69と好発進した宮里美香

 女子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米女子プロ選手権は24日、米ニューヨーク州ピッツフォードのローカストヒルCC(6506ヤード、パー72)で第1ラウンドを行い、前週の優勝で世界ランキング1位になったばかりの宮里藍は1バーディー、5ボギーの4オーバー、76で97位と出遅れた。

 宮里美香が4バーディー、1ボギーの69で首位と1打差の4位と好発進。横峯さくらは71で11位、有村智恵は73の38位につけた。上田桃子は6オーバーの78で124位。

 クリスティ・カー、ステーシー・ルイス(ともに米国)イ・ソナ(韓国)が4アンダーの68で首位に立った。

 ▼宮里美香の話 ショットがよく、パットもすごくいいフィーリングだった。メジャーなので我慢になると思っていたのが、すごくいい集中力につながった。バーディーチャンスは三つ四つ逃しているので、もう少しパットを決めたかった。あすはのばすことも大事だけれど、我慢することも大事だと思う。

 ▼宮里藍の話 きょうはミスの仕方があまりよくなかった。ショットがいまひとつで、距離の長いセカンド(第2打)をミスすることが多かった。四つか五つはいいパーセーブがあったので、よく我慢した方だとは思う。

 ▼有村智恵の話 フェアウエーを外してはいけないと思って、前半はすごく緊張したが、後半は内容的にも落ち着いたと思う。難しいコースだけど、アンダーパーを目指してラウンドしていきたい。

 ▼上田桃子の話 何をやっているんだろうという感じ。ゴルフが一日難しく感じた。ドライバーが本当にフェアウエーに行かなかった。このままでは4日間プレーできないので、2日目は60台(のスコア)を目指したい。

 ▼横峯さくらの話 前半は2オーバー、10番でまたボギーとしてしまったけれど、そこでうまく気持ちを切り替えられた。後半はパットのタッチが合ってスコアを伸ばせたので、一日を振り返るといいプレーだった。1アンダーは上出来。あすもまたイーブンを目指してやりたい。(共同)

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2010年6月25日のニュース