錦戸親方 気まずい一日署長、小学校での講話は中止

[ 2010年6月25日 16:34 ]

 野球賭博事件など角界の不祥事が続く中、愛知県警瑞穂署が一日警察署長の活動として、錦戸親方=元関脇水戸泉=に依頼、25日に予定していた名古屋市内の小学校での講話が中止になった。学校側が今週初め、辞退を申し入れた。

 同署によると、錦戸親方は同市瑞穂区に後援会長がいる縁で、3年前から名古屋場所の時期に一日署長を務めたり、瑞穂区内の小学校で児童を前に講話などをしてきた。今年も市立堀田小学校で相撲人生での経験談を話す予定だった。

 瑞穂署の担当者は「学校の判断なので…」と言葉少な。堀田小の行松敏明教頭(54)は「大変いい機会だったが、(野球賭博事件など)一連の報道で不透明な部分が多く、中止を決めた」と残念そうに話した。

 街頭での防犯呼び掛けなど一日署長のほかの活動は予定通り行った。

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2010年6月25日のニュース