野球賭博余波…八角部屋合宿受け入れを中止

[ 2010年6月25日 11:18 ]

 大相撲の野球賭博問題を受け栃木県大田原市などが、8月に同市で行われる予定だった八角部屋の合宿受け入れの中止を決めたことが25日、市への取材で分かった。

 暴力団が絡んでいる可能性があり、市は「残念だが、中止はやむを得ない」としている。

 市によると、合宿は2005年から同県旧黒羽町(現大田原市)で始まり、今年で6回目の予定だった。関係者でつくる実行委員会が寄付や市の補助を受け、宿泊施設やけいこ場所を提供。8月14日から19日の期間中に、朝げいこの公開や福祉施設への慰問などを予定していた。

 八角部屋の力士も日本相撲協会に対し野球賭博への関与を認めたことから、実行委員会が24日に対応を協議。「こういう時期だからこそやってもいいのでは」という声もあったが、多数意見で受け入れを中止した。

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2010年6月25日のニュース