里谷は転倒棄権も6度目五輪の可能性示唆

[ 2010年3月8日 06:00 ]

 【フリースタイルスキー・モーグルのW杯】上村と同様に去就が注目される33歳の里谷は第1エアの着地後に転倒し、途中棄権。

 腰の状態も思わしくなく、今週末の全日本選手権への出場も微妙となった。しかし、進退については「こういうふうにやればとか、いっぱいある」とし、現役続行への思いが強くなった様子。「やるとしたら1年1年だけど、五輪は4年間頑張らないと(結果に)つながらないということは分かった。やるなら長いスパンで考えたい」と14年ソチに6度目の五輪出場を懸ける可能性も示唆した。

 ≪村田13位「やばいです」≫五輪で8位入賞を果たした村田は第1エアの着地後にバランスを崩し13位。「やばいです。なんかスピードを出そうとしてもコブのピッチが細かくて」と難コースに手を焼いた様子。決勝レースで大技フルツイストを披露する予定だったが、不完全燃焼に終わった。一方、7位に入った伊藤は妹・さつきと同時出場を果たし「少しずつ自分たちの力をプッシュしてくれる存在になれば」と笑みを浮かべていた。

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2010年3月8日のニュース