朝青龍　１１日にもモンゴルに帰国へ

　２月４日に暴行問題の責任を取って引退した大相撲の元横綱・朝青龍（２９＝本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ）が１１日にもモンゴルに帰国する可能性が出てきた。

　複数のモンゴル紙が７日付で報じた。報道によると、朝青龍は１１日に帰国後、首都ウランバートル中心部のスフバートル広場で開かれる報告会で、花束を贈呈されるなど大相撲での業績を称えられるという。関係者は「数万人規模を集める動きがある。大統領も招待されるのでは」と予測した。同広場では０８年北京五輪柔道で金メダルを獲得したツブシンバヤルが盛大な歓迎を受けたことがある。朝青龍は６日に大阪市内で行われた高砂部屋後援会の激励会に出席。一連の問題に関して公の場で初めて謝罪をした。