男子・佐藤「えっ、僕が?」、女子・橋添は姉妹制覇!

[ 2009年12月24日 06:00 ]

優勝した山梨学院大付・橋添香(左)と水城・佐藤大平はトロフィーを手に笑顔を見せる

 スポニチ主催・平成21年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会最終日は23日、千葉県一宮町・一の宮カントリー倶楽部(男子6557ヤード、女子6053ヤード、パー72)で行われ、男子は首位でスタートした佐藤大平(茨城・水城1年)が2バーディー、1ボギーの71で回り、通算4アンダーで2位に2打差をつけて優勝した。女子は初日首位の橋添香(山梨・山梨学院大付1年)と渡辺彩香(埼玉・埼玉栄1年)がともに72で回り通算2オーバーで並び、橋添がプレーオフを制した。男子は上位48位タイ、女子は11位タイまでの選手が来年3月25、26日に行われる全国高校選手権(滋賀・瀬田GC)の出場権を獲得した。

 <男子>通算4アンダーの佐藤は「6アンダーないとダメでしょう」と顔をしかめながらのホールアウトだったが、2打差の優勝が決まると「えっ、僕が?うれしい」と一転、笑顔が飛び出した。初日からドライバー、パットに苦しみながら「自分のプレーをしようと、気持ちで頑張れた」という。1年生ながら関東大会を制して来春の全国大会へ。兵庫・宝塚市出身の佐藤にとって会場の瀬田GCは実家にも近いだけに「胸を張って、1年生らしく思い切りプレーします」と待ちきれない様子だった。

 <女子>首位でスタートした橋添と渡辺は、共に譲らずプレーオフの1番(パー4)へ。橋添は「アヤカ(渡辺)は強いので緊張して」とグリーンを外しボギーとしたが、渡辺が3パットのダブルボギーを叩きあっさり決着がついた。「落ち着いて、自分の球を信頼できた」。父は橋添純司プロ(59=ダイワヴィンテージゴルフ倶楽部)で、ゴルフを始めたのは小学3年から。5年前には姉の南もこの大会で優勝しており「これで姉に並べた」と大会初の姉妹制覇を喜んだ。

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2009年12月24日のニュース