残り10秒から…浜口、ロンドン五輪へ再出発V

[ 2009年12月24日 06:00 ]

女子72キロ級で優勝した浜口は父・アニマル浜口氏から肩車される

 【レスリング全日本選手権・女子72キロ級】13度目の国内の頂点で、浜口京子が苦しみを乗り越えた。

 2試合ともピリオドカウントは2―1。だが、最終ピリオドはともに残り10秒を切ってポイントを奪い「気持ちの強さだったと思う」と振り返った。今年8月のポーランド国際で5位。父のアニマル浜口氏に「メダルも獲れない私はもう辞めた方がいいんじゃないか」と漏らした。1カ月前には練習中に左足親指を骨折。決して順調ではなかったが「夢は持ち続けていきたい。(12年)ロンドンが見えてきたらそこにチャレンジしたい」と再出発を誓っていた。

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2009年12月24日のニュース