野村、股関節の故障で講道館杯を欠場

[ 2009年11月13日 17:50 ]

 全日本柔道連盟は13日、五輪3連覇の実績を持つ男子60キロ級の野村忠宏(ミキハウス)が、講道館杯全日本体重別選手権(14、15日・千葉ポートアリーナ)を股関節の故障のため欠場すると発表した。この大会は来年9月の世界選手権東京大会日本代表選考のスタートと位置付けられている。

 昨年の北京五輪代表から漏れて、右ひざの故障で戦列を離れていた野村は、5月に2012年ロンドン五輪を目指して現役続行を表明。10月のワールドカップ(W杯)バクー大会で復帰し初戦敗退したが、来年の世界選手権を目指す意向を示していた。
 全柔連の吉村和郎強化委員長によれば、野村は現役続行を希望しているという。ただし今大会の欠場で、来春の欧州遠征など、当面の試合出場は認められない見通しとなった。
 男子100キロ超級の棟田康幸(警視庁)も、左肩の故障で講道館杯を欠場することになった。

続きを表示

2009年11月13日のニュース