木村が栗原の離脱救った!タイに快勝

[ 2009年11月13日 06:00 ]

タイにストレート勝ちし、笑顔で喜ぶ日本

 バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会第3日は12日、東京体育館で行われ、世界ランク7位で通算成績1勝1敗の日本は、世界ランク17位で2敗のタイと対戦し3―0で勝った。日本はエース栗原恵(25=パイオニア)が左ひざの負傷で離脱したが、木村沙織(23=東レ)がその穴を埋める活躍を見せて快勝。9月のアジア選手権準決勝で敗れた相手にリベンジを果たした。

 エース不在の試合で木村がチームトップの20得点をマークして存在感を見せた。第1セットを奪って迎えた第2セットに大爆発。11―16とリードを許した場面から「1セットも落としたくなかった」とスパイク4本、ブロック3本を決める奮闘ぶり。25―18で逆転すると第3セットも25―12で奪って完勝。アジア選手権のリベンジを果たした“火の鳥NIPPON”は残り2戦で、わずかに優勝の望みを残した。真鍋監督は次戦のドミニカ共和国戦(あす14日、福岡)に向けて「ビデオを見て、研究してから臨みたい」と照準を合わせていた。

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2009年11月13日のニュース