藍、桃子がソレンスタムに挑戦

[ 2008年10月28日 17:51 ]

LPGA公認のスキンズゲームに出場した(左上から時計回りに)宮里、ソレンスタム、上田、クリーマー

 米女子プロゴルフ協会(LPGA)公認のスキンズゲームが28日、兵庫県六甲国際GCで開催され、今季限りで現役引退するアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が宮里藍、上田桃子、ポーラ・クリーマー(米国)とともにプレーした。

 スキンズゲームとは、各ホールごとに懸けられた賞金を一番いいスコアを出した選手が獲得する競技。米女子ツアーで通算72勝を挙げ8度の賞金女王に輝いたソレンスタムはこの日も、一切衰えは感じさせなかった。正確なショットや勝負どころのパットを確実に決める集中力には、ギャラリーからため息も漏れた。
 宮里が「一緒に回って勉強になった。勝負どころをおさえているし、ゴルフが本当に簡単そうに見える」と言えば、上田も「入る入らないは別にして、いつもチャンスにつけているのがすごい」と舌を巻いた。
 日本で現役最後のプレーを楽しんだソレンスタムは「良い思い出ができた」と穏やかにほほ笑んだ。宮里と上田、米女子ツアーでなかなか結果が出ない日本の2人のホープには「チャンスを一つずつ大切にしていけば、おのずと結果はついてくる」とエールを送った。

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2008年10月28日のニュース