北京の年齢詐称疑惑が契機 体操選手に免許証

[ 2008年10月28日 11:54 ]

 国際体操連盟(FIG)は27日、来年1月1日からジュニア、シニアのほぼすべての国際大会に出場する選手に、同連盟公認の免許証の携帯を義務付けると発表した。

 免許証には選手の姓名、性別、国籍、生年月日が記載され、発行にはパスポートの提出が要求される。同競技は北京五輪で女子団体総合の金メダルを獲得した中国選手の年齢詐称疑惑が浮上。全選手が規定の年齢に達していたことを確認するのに、調査を要した。FIGは免許証の導入で、早期に選手の年齢証明資料を入手するのが狙い。(AP=共同)

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2008年10月28日のニュース