間垣親方に非難集中…再発防止委員会で

[ 2008年5月24日 06:00 ]

 時津風部屋の力士急死問題を受けて発足した再発防止検討委員会が23日、東京・両国国技館で臨時の会合を開き、若手力士をおたまで殴りケガを負わせた十両・豊桜と師匠の陸奥親方(元大関・霧島)、制裁の目的で弟子を竹刀で叩いた間垣親方(元横綱・2代目若乃花)を厳重注意した。

 この日の会合では協会の理事でありながら問題を起こし「いけないことをしたらしかるのは当然。それがなくなったら相撲じゃなくなる」などと発言した間垣親方に厳しい意見が集中。外部委員の塔尾武夫氏も「委員会をつくった理事会のメンバーがこんな発言をしたのでは実に不愉快。軽率すぎる」と批判した。謝罪した間垣親方は「身の処し方は、理事会の判断に任せます」と理事会(29日)の裁定に従う意向を示したが、北の湖理事長(元横綱)は「処分は考えていない」と慎重に話した。

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2008年5月24日のニュース