古閑が単独首位に浮上、2位に服部ら3人

[ 2008年5月24日 17:50 ]

第2日、通算6アンダーで単独首位に立った古閑美保

 中京テレビ・ブリヂストン・レディース第2日は24日、愛知県中京GC石野(6381ヤード、パー72)で行われ、67で回った古閑美保が、通算6アンダーの138で前日の9位から単独首位に浮上した。古閑は10番からの4連続など、ボギーなしで5バーディーを奪った。

 1打差の2位には初日首位の服部道子と、佐伯三貴、上原彩子が続いた。さらに1打差の5位は大山志保ら4人。前回覇者の横峯さくらは通算2アンダーで11位。通算4オーバー、148までの56人が決勝ラウンドに進んだ。
【第2R成績


 第1ラウンドでは不調と漏らしていた古閑が、快進撃で首位に立った。ボギーなしの5バーディー。前半は1バーディーと伸び悩んだが「後半はドライバーが安定し、アイアン(の出来)がうまくかみ合った」と振り返った。

 10番(パー4)で第2打を約1メートルにピタリと寄せてバーディー。11番でも6メートルのパットをねじ込んだ。12、13番でもしっかりと決めて4ホール連続のバーディーラッシュ。ショットとともに「カップを見ずに、自分の思い描いたラインを通すことだけに集中した」というパットもさえた。

 流れを変えたのは前日の13番(パー5)だった。第2打を5番アイアンで刻み「良い感じで振れていた」とアイアンショットの好感触をつかんだ。練習でもいつもより多く打ち込んで感覚を逃さないようにして好結果につなげた。古閑は「フェアウエーから打てれば自信があった」と話した。

 「何勝したいというのはない。そこまでがっつきたくはない」と冷静に言う。今季2勝目に挑む最終日に向け「後半の5ホールでどうにでもなる。気持ちの面で切れないですむ」と自信をのぞかせた。

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2008年5月24日のニュース