中西 日本新記録で北京行き決定

[ 2008年4月16日 21:03 ]

女子100メートルバタフライ決勝 58秒52の日本新記録で優勝し、五輪出場を決めた中西悠子

 北京五輪代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権第2日は16日、東京辰巳国際水泳場で3種目の決勝などを行い、女子百メートルバタフライは中西悠子(枚方SS)が58秒52の日本新記録をマークして3度目の優勝を遂げ、2位の加藤ゆか(山梨学院大)とともに北京行きを決めた。男子百メートル背泳ぎは森田智己(セントラルスポーツ)が54秒03で7連覇し、2位の宮下純一(ホリプロ)も五輪代表となった。同百メートル平泳ぎ準決勝は田村菜々香(東海大)が、1分7秒58の好記録で1位通過した。

 ▼中西悠子の話 正直、うれしい。タイムにはただただ、びっくりです。五輪を心から楽しみたい。自信を持ってコースに立てるように、一から準備をしていきたい。

 ▼加藤ゆかの話 こんなにうれしい2番は今までで初めてです。やることはやってきたと、自分を信じて泳いだ。

 ▼宮下純一の話 水泳人生を懸けて、この試合に臨んだ。最高です。(五輪は)小さいころから思い続けて、やっとかなった。一人でも多くの子どもに夢を与えられるレースをしたい。

 ▼森田智己の話 この4年間、本当に長くて、いろいろな人に支えられた。すごく感謝している。やっとスタートラインに立てた。五輪では一番強いのは日本人だということをアピールしたい。

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2008年4月16日のニュース