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町田ユース、T1リーグ初優勝懸け国士舘戦へ 中山監督「自分たちの力を向上させていくことの先に」

[ 2025年11月16日 05:30 ]

T1リーグ初優勝を目指す町田U―18イレブン(c)FCMZ
Photo By 提供写真

 FC町田ゼルビアは16日、東京・国立競技場で天皇杯準決勝・FC東京戦(13時10分キックオフ)に臨む。トップチームが決勝進出を懸けて戦う中、育成下部組織のユース(U―18)チームもほぼ同時刻にT1リーグ優勝を懸けた国士舘戦(13時キックオフ、国士舘楓の杜)に挑む。

 町田ユースは勝てば優勝が決まる大一番だ。昨季は最終節まで優勝争いを演じながら惜しくも届かなかっただけに懸ける思いは強いが、冷静に目の前の一戦を迎える。中山貴夫監督(51)は「選手たちも優勝というよりは、1試合1試合大事に戦っていくことに矢印を向けている。チームとして“優勝は意識するな”というのは無理なことだが、自分たちの力を向上させていくことの先にそういうもの(優勝)があるという意識を子供たちと共有している」と言う。

 就任4年目の中山監督はボール保持スタイルをベースに攻守で仕掛ける積極性をチーム方針に掲げて指導してきた。今季ここまでチームトップ10得点のFW原櫻太(2年)が攻撃陣をけん引。現在3戦連発中で、国士舘戦では優勝を決める一撃に期待が集まる。

 トップチームが天皇杯タイトル獲得まであと2勝に迫る中、アカデミーのタイトル獲得もクラブにとって大きな意味を持つ。中山監督は「今回、初優勝が達成されれば、アカデミーが成長している示しにもなる。(町田の育成組織で)やってみたいという選手が増えてくる」と期待する。

 何よりもタイトル獲得という結果が育成年代の選手たちにとっては貴重な成功体験になる。「優勝して結果が出ることは自信になる。仲間と一緒につくり上げた時間も含めてサッカーを通して人生で必要なことの意味を知ることができると思う」と指揮官。トップチームとアカデミーでダブル優勝達成を目指す。

 ◇中山 貴夫(なかやま・たかお) 1974年(昭49)7月20日生まれ、山梨県生まれの51歳。現役時代は韮崎高を卒業後、富士通サッカー部(JFL)やブレイズ熊本、アルエット熊本(JFL)でプレー。07年から指導者キャリアをスタート。ロアッソ熊本ユース監督などを経て22年から町田ユース監督に就任した。

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