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新潟・星雄次 右膝大ケガから来季復帰へ 降格の悔しさ受け止め「力に変えられるように」

[ 2025年11月16日 05:00 ]

右膝の大ケガからの復帰を目指し、リハビリに励む新潟・星
Photo By スポニチ

 最下位に低迷し、既に来季のJ2への降格が決まっているアルビレックス新潟。ここまで17試合も勝ちがなく(4分け13敗)、今季は2試合を残すのみだが、既に来季に向けて動き出しているのがMF星雄次(33)だ。7月に右膝前十字じん帯損傷の大ケガを負い、リハビリに励む毎日。降格した悔しさをしっかりと受け止め、再びピッチに立つために汗を流している。

 チームトップクラスの運動量を誇る星は、やはり走る姿がよく似合う。8月に手術を受け、走り始めたのは10月下旬。それから約3週間で、ゆっくりだった速度はダッシュできるまでになった。「膝は順調。真っすぐ走るのはスピードも上げられるようになってきた。充実感が出てきた」と笑顔を見せる。

 7月31日の練習中に接触もあって右膝を負傷。翌日の検査で前十字じん帯損傷と診断され、8月に手術した。サッカー人生で最も大きな故障。シーズン前半はボランチとして存在を示し、6月下旬に就任した入江徹監督も主力として計算していただけに、チームにとって痛恨の離脱だった。

 チームを立て直す重要な時期のケガに「申し訳ない気持ちだった」と星。チームも勝利から見放され、6月15日の横浜M戦での勝利を最後に、ここまで17試合も白星がない。「みんなそれぞれが、もがいて必死にやっていた。勝ってくれることを願って毎試合応援していた」と振り返る。

 試合がなかった10月25日に4試合を残してのJ2降格が決定。翌日のホームでの神戸戦ではリハビリ中の身だったが、試合後にチームの一員としてスタジアムを一周し、サポーターの言葉を直接聴いた。「ケガをしてから(チーム状況を)自分ごとに感じられないような部分があった。みんなが感じている悔しさを感じられたのは良かった」と受け止めた。今季のホーム最終戦となる30日の柏戦にも足を運ぶ予定。「次も厳しい言葉があるかもしれないが、力に変えられるようにやっていきたい」と言葉に力を込める。

 全治8カ月で復帰は来春の予定。しばらくはリハビリメニューが続くが、徐々にやれることは増えている。「早くボールを蹴りたい。(通常の)練習に戻りたい」というはやる気持ちを抑え、一歩ずつ前に進む。(西巻 賢介)

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