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C大阪 釜本邦茂さんへささげる逆転勝利 MF香川真司「先輩たちがいて、今の僕たちがある」

[ 2025年8月12日 06:00 ]

明治安田J1リーグ第25節   C大阪3―1新潟 ( 2025年8月11日    ヨドコウ )

<C大阪・新潟>試合前、釜本氏に黙とうを捧げる両チーム(撮影・後藤 正志)
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 明治安田J1リーグは1試合が行われ、C大阪はホームで新潟を3―1で下し、9位に浮上した。クラブの前身ヤンマーで活躍し、10日に亡くなった釜本邦茂さん(享年81)に黙とうをささげ、選手は喪章を着用してプレー。0―1の前半13分にFW中島元彦(26)が同点弾を決めるなど3点を奪って逆転し、天国に旅立った不世出のストライカーに勝利を届けた。

 偉大なる大先輩にささぐ白星だった。3発逆転で、6月21日の東京V戦以来3試合ぶりの白星。6日の天皇杯4回戦・FC東京戦の疲労を考慮され、2点リードの後半39分から出場した元日本代表MF香川は「苦しいスタートでしたけど、そこから同点に追いついて、ゲームをコントロールできた。勝てたことが一番大事」と納得の表情を浮かべた。

 10日にクラブの前身ヤンマーでプレーした釜本さんが誤嚥(ごえん)性肺炎で亡くなった。4度の日本リーグ優勝と3度の天皇杯制覇に貢献したレジェンド。元日本代表FWの森島会長は「ヤンマー時代はあれだけたくさんの優勝トロフィーやカップがあった。C大阪になってなかなか増やし切れていない。ヤンマー時代の黄金期を取り戻せるように、しっかりとやっていけたら。それを見ていただきたい」と語気を強めた。香川も「先輩たちがいて、今の僕たちがある。歴史に名を残すためには今のままじゃダメ。上を目指すチームにはならなきゃいけない」と天皇杯とルヴァン杯の2冠を達成した17年以来のタイトルを見据えた。

 16日に町田戦、23日に神戸戦、31日に広島戦と上位チームとの3連戦が控える。今季残されたタイトルはリーグ戦のみ。残り13試合で首位鹿島とは勝ち点10差と厳しいが、香川は「チームの真価、本質が結果に表れる。どこまでやれるか。いい準備をしたい」と言い切った。次なる時代を受け継いでいく者として、今は目の前の勝利だけを求めていく。 (飯間 健)

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