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S・ランスMF中村敬斗は開幕戦ベンチ外…フランス国内外では「#Free Keito」運動

[ 2025年8月12日 09:00 ]

フランス2部リーグ   アミアン 2―2 スタッド・ランス ( 2025年8月11日    スタッド・ドゥ・ラ・リコルヌ )

スタッド・ランスの中村敬斗(AP)
Photo By AP

 フランス2部リーグが11日に開幕し、日本代表MF中村敬斗(25)と同DF関根大輝(23)が所属するスタッド・ランスは敵地でアミアンと引き分けた。関根は右サイドバックでフル出場。中村はベンチ外で、スタンド観戦もしなかった。

 中村は7月に医師の診断書をクラブに提出し、日本ツアーにも参戦せず。決してボイコットではなく、練習にも復帰できないほどの心労を抱えている模様だが、その引き金になったのが強硬な引き留めだった。契約社会ということは理解しているものの、クラブ側は28年夏まで契約を交わしている中村の今夏売却を約束していたという。中村本人も、その言葉を信じてチームに全てを捧げて戦う覚悟を示し、昨季はチームトップの11得点を挙げた。

 だが、まさかの2部降格で事態が急変した。1年での1部復帰を目指すクラブは必要不可欠な戦力として移籍を却下。複数の5大リーグクラブからオファーが届いても交渉のテーブルにすら乗らない状況となった。昨年12月に手を骨折しても、5月に左足くるぶし付近を痛めても痛み止めを打ちながらフランス杯決勝と昇格プレーオフ2試合でプレーし続けた中村にとっては受け入れるのが難しい現実だった。

 来夏の26年W杯北中米大会での活躍を目指す上で、今季は戦うステージが重要になる。フランスリーグの今夏移籍期限は9月1日。日本だけではなくフランス国内でもSNS上で「#Free Keito」の投稿が広がる中、どこに着地点を見出せるか注目が集まる。

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