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【クラブW杯】ポルトの“代役守護神”に称賛相次ぐ 敵将も脱帽「最高の選手は控えGKだった」

[ 2025年6月16日 12:03 ]

クラブW杯1次リーグA組第1戦 ( 2025年6月15日    米国・ニュージャージー )

ポルトGKクラウディオ・ラモス(AP)
Photo By AP

 米国で開催中のクラブW杯1次リーグA組、ポルト(ポルトガル)とパルメイラス(ブラジル)との一戦は、0―0の引き分けに終わった。激しい応酬が続いた一戦で、代役として出場したポルトのGKクラウディオ・ラモス(33)が主役級の活躍を見せた。

 開幕直前に正守護神のポルトガル代表GKディオゴ・コスタが右大腿内転筋を損傷して初戦を欠場。ポルトガル代表では8日の欧州ネーションズリーグ決勝でPK戦の末にスペインを下す立役者となった要を欠く緊急事態となった。急きょポルトガルからGK2人を新たに呼び寄せるなど対策を強いられた中、ラモスが代役らしからぬ落ち着いたパフォーマンスを見せた。

 最大の見せ場は前半アディショナルタイム。カウンターを起点にパルメイラスから猛攻を受け、“メッシーニョ”の愛称を持つFWエステバン、MFマウリシオ、MFリチャード・リオスから立て続けに3連続枠内シュートを浴びた。ラモスはまずエステバンのシュートを体を倒しながら左手1本で掻き出すと、体勢をすぐに戻してマウリシオのシュートを体で跳ね返した。後半も好セーブを連発し、集中を切らさなかった。

 ポルトガル代表として18年に国際Aマッチ1試合に途中出場した経験を持つ33歳の守護神は、20年夏に長く在籍したトンデラから名門ポルトに加入した。出場時間は限られ、トップリーグの出場は5シーズンで6試合のみ。今季もリーグ戦2試合、公式戦7試合の出場にとどまっている。

 CNNポルトガルは「クラウディオ・ラモスの奇跡が始まった。彼はディオゴ・コスタが負傷していても問題ないこと、そしてこの移籍市場で彼が出て行ってもそれほど多くの問題はないかもしれないことを示した」と称賛。対戦国のブラジルでもラモスに関する報道が相次いだ。

 ブラジルのESPNは「パルメイラスのアベル・フェレイラ監督からも、ピッチを後にする際に称賛された」と報じ、同監督の「我々には最高のチャンスがあったが、フットボールというのは魔法のようなもので、彼らの最高の選手の一人であるゴールキーパーが怪我をし、今日のポルトの最高の選手は控えゴールキーパーだった。彼は4、5回の驚異的なセーブをした。フットボールというのはそういうものだ。ポルトにはそれにふさわしいゴールキーパーがいて、すべてを防いだ。我々はゴールを奪えなかった」という試合後のコメントを報じた。

 また、大手メディアのクローボは「クラウディオ・ラモス パルメイラス戦でポルトの英雄、ゴールキーパーは今シーズン7試合しか出場していない」との見出しで「プレッシャーをしのぐために4つの素晴らしいセーブを見せた」と特集した。

 第2戦は19日に行われ、メッシ擁するマイアミ(米国)と対戦する。

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